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ビットコインについてその2(技術編)

こんばんは、キノです。今日は天気が良かったのですが黄砂がひどくて遠くの景色は真っ白でした。

黄砂、PM2.5北朝鮮からのミサイルのトリプルアタックはぜひともご勘弁願いたいものです。

 

さて、今日は技術編と銘打って書いてみようと思いますが、あまり専門用語は使わずに説明できればなと思っています。

 

まず、ビットコインは日本円のように硬貨や紙幣はありません。デジタルデータそのものです。

 

ここまで聞くと、んじゃ誰でも悪いことをしてたくさんビットコインをゲットすることができるのでは?と思ったりもできるでしょう。実際私も、デジタルデータなら頭のいい人ならどうにでもなるんじゃないかと当初は思っていました。

 

しかし、そうは問屋が卸さないのが21世紀の技術力で、不正は絶対にできない仕組みの上でビットコインは成り立っています。

 

話はそれますが、じゃあなぜMt.GOX事件や最近のコインチェックNEM巨額流出事件が起きるかというと、それはビットコインビットコインの仕組みが悪いのではなく、ビットコインを取り扱っている取引所(日本円でいうところの銀行)の手落ちやミスによって、盗み出されるという事態が起きてしまったのです。

 

この辺が、世間との認識がずれているところではないかなと思っています。

 

話は戻りますが、んじゃ、ビットコインはどうやって産み出されているの?という話ですが、分かりやすく言うとインターネットにつながったパソコンからビットコインは生み出されています。

ものすごく乱暴な言い方をすると、今、この記事を見ているパソコンからでもビットコインを生み出すことは理論的に可能です。

そのインターネットにつながったパソコンに情報を処理させて、その報酬としてビットコインが産まれます。この時によく挙がる話として、ビットコインは無から産まれたといわれがちですが、私は電気代と処理した時間からビットコインは産み出されていると考えています。

 

本来、1万円札も製造コストから考えると20円程度の紙切れです。その紙切れが1万円としての価値を持つのは、日本が経済大国として先進国になり、安定と信頼を勝ち得たから円という通貨が価値を産んでいると考えています。

 

今後、ビットコインがどのような価値を産み出すのか?それとも破綻して0(ゼロ)になるのか?それは誰か偉い人が決めるのではなく、1台のインターネットにつながったパソコンの前にいる全世界の人々にゆだねられていると思います。

 

そして、世界は回り続けるものだと思っています。